12 月 情 報
12 月 に 咲 く 花 | ||
ウ メ モ ド キ | コムラサキシキブ |
今月の「庭木の手入れ」についてお知らせします。 |
作業種 | 作 業 の ポ イ ン ト | |
植え付け、移植 | 落葉樹 | |
増殖方法 | 播種 | アオキの取り播き |
整枝、剪定 | ウメ、サルスベリ、ハギ、ウヨウ | |
病害虫防除 | 中旬以降に、カイガラムシ、ウドンコ病などの防除のため、石灰硫黄合剤やマシン油乳剤の散布 | |
そ の 他 | 雪吊り、雪囲い |
今月の庭仕事ワンポイントアドバイス |
越冬準備 大切な庭木を雪害から守るため、雪吊りや雪囲いを行います。 ハギやヤマブキの古株は、地際から20cmくらいの高さで切り詰めておくと、翌年には元気な芽が出て花が咲きます。 ウメは、今年伸びた徒長枝を15〜30cmに切り詰め、枯れ枝や混みすぎた枝も剪定します。 まだマツのもみあげをしていない木は、新春の庭として見苦しくないように、枯葉や古葉をもみあげて取り除きます。 |
12月のQ&A | |
Q | 庭木の剪定の基本を教えてください。 |
A | 剪定には、大きく分けて「枝抜き剪定」と「切り戻し剪定」があります。 枝抜き剪定 混みすぎた枝や不要な枝を元から切り取る方法で、「間引き剪定」、「枝すかし」ともいいます。 こうすることによって、樹冠内部への風通しや日当たりが良くなり、ふところ枝が枯れるのを防いだり、病虫害の発生を予防する効果があります。 切り戻し剪定 大きくなりすぎた樹形を小さくしたり、一定の大きさを維持するために、伸びすぎた枝を切り詰めて形を整える作業です。 強剪定に耐えて不定芽を出す樹種(サルスベリ、キョウチクトウ、イチョウなど)では、太枝を任意の位置で切ってよいものもありますが、原則的には今年伸びた枝を、必要なわき芽の上で切り詰めます。 刈り込み剪定は、芽の位置は無視して全体を刈る作業ですが、これも切り戻し剪定の一種といってよいでしょう。 切る位置と芽の関係 残す芽の5mmほど上を、芽の方向とは逆側に少し傾斜をつけて切ります。長く伸びた枝を切り詰める場合は、全体の樹形を考慮して切る位置を決め、樹冠の外側に向いた芽(外芽)の上で切ります。 |
詳しいことは花と緑の銀行にご相談ください。
(財)花と緑の銀行 TEL 076-466-2425