| フウとユリノキ 裸子植物よりも新しく出現した被子植物のなかにも、過去に栄え、現在は残存的な分布をする種類がみられます。街路樹に使われるモクレン科のユリノキ属(Liriodendron)や、マンサク科のフウ属(Liquidambar)、スズカケノキ科のスズカケノキ属(Platanus)は、現在は日本には自生していませんが、第三紀には北半球に広く分布しており、日本からも化石が出ます。また、現在は日本列島とその周辺に特有な カ ツ ラ科のカ ツ ラ属(Cercidiphyllum)やヤマグルマ科のヤマグルマ属(Trochodendron)なども、過去には広い分布をしていたことが知られています。 | ![]() 現在は東アジアと北アメリカに隔離分布するユリノキの仲間 左:ユリノキ 北アメリカ東部に分布。花は5月。「北米の植物エリア」周辺 右:シナユリノキ 中国南部に分布。園内のものはまだ開花していない。 「雲南の植物エリア」 | ||