ニュース

スノーバナナ初開花・結実!

現在植物園の雲南温室では、スノーバナナが初めて開花・結実しています‼

 

スノーバナナ(Ensete glaucum)は同じバショウ科のバナナと見た目はよく似ていますが、別属のエンセテ属の植物で、その名前が示すようにこの仲間としては例外的に高い耐寒性があります。特徴的な巨大な花序をつけ、バナナと違って株元から吸芽と呼ばれる子株を出さないので、開花後には枯れてしまいます。中国南部から東南アジアやニューギニアやヒマラヤにかけて分布します。

 

当植物園のスノーバナナは、開花した様子をご覧いただきたいと思い3年前に種子を入手し発芽させたものです。今年の5月には高さ1mほどになったため、直径1.1mの大きな布製の鉢にたくさんの肥料を入れて植え込みました。すると急激に成長して9月には根本の直径が約30cmとどっしりと太って高さ約6mになり、開花が始まりました。今でも順次開花しながらゆっくりと花序を伸ばしています。また、大きな苞(ほう)に隠れていますが、バナナのような果実がしっかりと実っているようです。

 

スノーバナナの開花・結実は大変めずらしく、当植物園以外でその様子を見ることは難しいと思われます。