サトザクラが咲き始めました
ソメイヨシノは終わりましたが、中央植物園ではサクラの見頃がまだ続きます。これからは、サトザクラの園芸品種が次々に開花します。現在は‘オムロアリアケ’(御室有明)、‘エド’(江戸)などが見頃で、‘イチヨウ’(一葉)や‘ウコン’(鬱金)も咲き始めました。
植物園には120種類、490本のサクラが植えられています。花のプロムナード南側にはサトザクラ(オオシマザクラ系の園芸品種の総称)の並木があり、30品種、90本が植えられています。例年ソメイヨシノが終わってから1週間ほどで早咲きのものが見頃となります。
サトザクラの花形は八重咲きのものが多く、また花色は白やうすいピンクから濃いピンク色、黄色、緑色などさまざまな品種があります。
サトザクラ‘オムロアリアケ’(御室有明)
サトザクラの中では早く咲く品種です。花の色はほぼ白色で、京都のサクラの名所として有名な御室仁和寺で、江戸時代以前から栽培されていました。
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担当:栽培展示園課 山下、高橋
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