第37回ウチョウラン展の開催について
1 会期: 6月15日(土)~16日(日)
2 内容:ウチョウランは関東以西の本州、四国、九州に分布するランの仲間で、湿った崖などに生育しています。自生地での開発行為や花が美しいことによる園芸目的の採取のために減少し、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類に指定され、富山県でも絶滅危惧II類に指定されています。
ラン科植物は種子からの繁殖が難しく、かつての「ウチョウランブーム」のころには非常に高値で取引されたこともありましたが、近年は試験管の中で種子から繁殖する技術が発達し、価格が落ち着くとともに、新しい品種が次々に作り出されています。
富山県中央植物園では、昨年から富山県ウチョウラン保存会との共催により、「ウチョウラン展」を開催しています。近年は、人工交配により、これまで見られなかった大きくて豪華な品種が作られています。
3 時 間: 9:00~17:00(入園は16:30まで)
4 場 所: 富山県中央植物園 サンライトホール
入園者はどなたでも観覧できます。
*苗の即売会もあります。
令和元年6月14日
富山県中央植物園
担当:企画情報課 吉田
電話:076-466-4187
FAX:076-465-5923