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特別展「二口善雄植物画展-植物画界パイオニアの画業を振り返る-」の開催について

特別展「二口善雄植物画展―植物画界パイオニアの画業を振り返る―」を9月13日から10月14日まで開催します。近代植物画の草分け的存在である二口善雄氏(1900~1997)が富山県中央植物園に約2000点の作品を寄贈されました。部分的な作品展示はこれまで何回か開催してきましたが、今回初めて、初期から晩年までの作品120点を一堂に展示(途中一部入替)します。

見どころは、今から75年前に制作された文部省理科図集原画で、植物画本来の精密な描写は圧巻です。また、80歳後半の作品では二口画伯独特の力強い表現も合わせてみることができます。美しさのみを追求した近年の植物画にはない、植物のもつ野性味を表した作品の数々を満喫していただけます。

 

・特別展「二口善雄植物画展―植物画界パイオニアの画業を振り返る-」

会期:9月13日(金)~10月14日(月・祝)

会場:富山県中央植物園サンライトホール

入園料:大人500円、高校生以下及び70歳以上無料

休園日:毎週木曜日

関連行事

・特別展オープニング解説

9月13日(金)13:30~14:30 中央植物園長による展示作品の解説

・TOYAMA植物フォーラム「植物画家二口善雄」

9月29日(日)13:30~15:00