ローゼルソウが見頃です
植物園では、ハイビスカスティーに利用されるローゼルソウが見頃を迎えています。
ローゼルソウ Hibiscus sabdariffa L.
ローゼルソウはハイビスカスの仲間で、花の形がバラに似ているため“ローゼル”や“ロゼリソウ”の名前で親しまれています。花は10月ごろに咲き、開花後の熟した萼は肥大して肉厚になります。これを乾燥させたものにお湯を注いだハーブティーが“ハイビスカスティー”です。味はクエン酸や酒石酸を多く含むので、とても酸っぱいです。そのほか、西洋料理のソース、ローゼル酒、ジャムに利用します。広く熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。
植物園では5年ほど前から毎年種をまき栽培しており、特に今年はたくさん実っています。