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ゴールデンウィークはヒスイカズラが見頃!!

熱帯雨林温室では、翡翠色の花を咲かせるヒスイカズラが開花しています。ヒスイカズラは、宝石の翡翠のように美しい色の花を房状に咲かせることから、この名前が付けられました。英名でも「ジェイド・バイン(Jade Vine:翡翠の葛)」と呼ばれています。フィリピンの限られた熱帯雨林に自生するつる性の植物で、高さは20メートルにも達します。しかし残念ながら、現地では開発などの影響により絶滅したともいわれています。

 

 

今回開花したヒスイカズラは、1995年3月20日に筑波実験植物園から導入されたものです。当時、数年かけて成長し、開花に至りました。以降は高さおよそ10メートルのロープいっぱいにツルを巻き付け、毎年美しい花を咲かせていました。ところが、2021年5月8日、成長による重みでロープが切れて落下し、大部分のツルを切除せざるを得ない状況となりました。それから4年がたち、2025年5月上旬ごろ、再び花を咲かせました。今年も花序を伸ばしながら、順次開花していく見込みです。花房の数は少ないため、見頃は5月中旬までとなりそうです。また、落下したヒスイカズラの花は水盤に浮かべて展示しており、鮮やかな翡翠色の花を間近で観察していただけます。