宝石の塔(Tower of Jewels)のエキウム・ウィルドプレッティが園内初開花!
現在、高山・絶滅危惧温室で、ムラサキ科の エキウム・ウィルドプレッティ の開花が始まりました。

本種は、アフリカ大陸北西部に位置するスペイン領カナリア諸島・テネリフェ島のテイデ山亜高山帯針葉樹林に自生する植物です。大西洋の北回帰線のすぐ北に位置するカナリア諸島は一年を通して温暖で、多くの固有植物が知られています。
エキウム・ウィルドプレッティは、開花時には高さが 3 m に達することもあり、花序に多数の赤橙色の花を咲かせます。その壮麗な姿から、別名「宝石の塔(Tower of Jewels)」とも呼ばれます。
日本では京都府立植物園が初めて開花に成功しました。本種は花序に多数の花を付けますが、一回結実性のため、結実後は株全体が枯れてしまいます。そのため、花を楽しむには毎回種子から育てる必要があります。また、本種は島の高標高地に自生するため栽培が難しいことで知られています。
2026年も育苗をはじめていますが、ここ数年の猛暑で今年も夏越しできる保証もありません。
現在、宝石の塔の名にふさわしく咲いている本種をぜひこの機会にご覧ください。